TOP  > JODAろぐ > DTMを学ぶ学生に聞いた!楽器が弾けなくても曲が作れる方法

2015/07/01
インタビュー
DTMを学ぶ学生に聞いた!楽器が弾けなくても曲が作れる方法

今回は、DTMを独学で学んでいる、大島ゼミの櫛引 康平(くしびき こうへい)君にいまどきの音楽制作の裏側について突撃インタビューして参りました!

本編に入る前に…

DTMとは?

デスクトップミュージックの略称でパソコンを使用して音楽を作成編集する事の総称です。「楽器が演奏出来なくても、マウス操作で作曲が出来る。」と現代の若者を中心に流行っている音楽制作手法です。

 

 

それではさっそく、そんなジャンルで活躍する彼についてお話を聞いていきましょう!

 

趣味はなんですか?

7

櫛引:サッカーを中学から6年間やっていて、高校からは登山を3年間やっていました。

篠田:あれ、なんだか意外にアウトドアなんだね!

櫛引:そうですね(笑) でも、高校1年生のときに「ベースをやらない?」と友達に言われ、音楽を始めたんです。

篠田:なるほどね!

櫛引:あ、でもギターは友達とのセッション時に、思いのほか引けなくてすぐ辞めたくなったんですよね。

篠田:あらら、そうなんだ。

櫛引:そこから、他人に合わせるのではなく、一人で音楽を作ることが好きなんだなって気づいたんです。

篠田:へぇーそうだったんだ。じゃあ、それから今に至るって感じなんだね。

 

普段暇なときにしていることって何ですか?

10

櫛引:友だちと遊ぶか、音楽を一人で作っていることがほとんどですね。あとは、作るだけでなくCDを借りにいったりもしますね。

篠田:そうなんだ!好きなアーティストや曲はある?

櫛引:そうですね…好きな曲がありすぎてここでは言い表せないですが、好きなジャンルはテクノやアンビエント系です。

篠田:アンビエント系って?

櫛引:風の音や動物の鳴き声など曲の中に環境音が混ざっている音楽のジャンルのことですね。

篠田:へぇーそんなジャンルがあるなんて初めて知った!

櫛引:あとは今流行りのダンスミュージックとかも好きです。

篠田:あ、私も好き。

 

普段の活動場所はどこですか?

櫛引:活動場所は自分の部屋です。

篠田:そうなんだ!じゃあ、部屋には制作環境が整っているってことかな?

櫛引:まぁ、最低限は。。。こんな感じです。

部屋

篠田:うわぁ、全然最低限じゃないように感じる。ってことはこの機材を買わなきゃいけないってことだから、バイトとかしてるの?

櫛引:はい 。週のほとんどはスーパーで品出をしています。

篠田:おお、結構ハードだね。そのバイト代で音楽機材を買うってことか。

櫛引:はい。

 

一つの制作にどのくらい時間を費やしますか?

2

櫛引:時間がかかるときもあれば、短い時もありますが…だいたい時間がある時は3日で1曲作りますね。

篠田:3日で1曲!?

櫛引:はい。長く時間をかけたからといって良い曲ができるというわけではないので。

篠田:そっかぁ。じゃあ相当曲溜まってるんじゃない?

櫛引:えーと、それでも今まで50曲ぐらいですね。

篠田:へぇ、すごいねぇ。よくそんなにつくれるなぁ。

 

制作時に考えていること、気を付けていることはなんですか?

9

櫛引:僕が曲を作る時には3パターンの作り方があります。

(1)頭のなかで映像をイメージする

(2)MIDIキーボードでメロディを打つ

(3)環境音を取って作る

 

篠田:うんうん。でもどれも楽器や楽譜が無くても出来るものなの?

櫛引:そうですね。楽器が弾け無くても、例えば実際に頭に浮かんだメロディーを歌ってから作ることもできます。

篠田:声が楽器代わりか…なるほどね。

 

いつからDTMを始めたのですか?

1

櫛引:音楽を聴き始めたのと同時ですね。高校1年の時にベースを始めて、大学生になってやっとパソコンで作るようになりました。

篠田:では、大学入ってから本格的に曲をつくりはじめたんだね。

じゃぁ、そもそもなぜDTMの世界で曲を作ろうと思ったのかな。きっかけとかある?

櫛引:きっかけ。そうですね、小学校に入る前からアメがもらえるという理由で合唱団に入ってたので、案外早くから音楽には触れていたんです。

篠田:そうだったんだ。

櫛引:そしてある時、「ピンポン」という映画を見て、その映画の中で流れるストロボライツという曲が頭のなかでループされるくらい好きになったんです。

ストロボライツが流れるシーン:

櫛引:この曲を聞いて電子音とかテクノミュージックに興味が出たんです。

篠田:なんか本当に頭から離れなくなる曲だね!面白いね!

櫛引:これがきっかけで、映画のバックで流れるBGMに自然と耳が行くようになったんです。

篠田:いいねぇ。小さい時に印象に残ったものって今でも覚えているものだよね。

 

尊敬する作曲家とかいますか?

4

櫛引:中村弘二さんが好きです。以前、RISING SUN ROCK FESTIVALに行った時に、たまたま出演してるのを見て魅了されました。

篠田:へぇ。

櫛引:でもそれだけじゃないんです。実は、中村さんはさっきのストロボライツを作曲した人だったんです。ライブで偶然知りました。

篠田:え!それってすごく運命的だね!改めて生で凄さを再確認できたんだね。

 

では話は少し変わって…

大学の映像の授業に関してはどうですか?

櫛引:デジタルサウンド演習のSAをやっているのですが、サウンド系の授業は基礎を集中してやっていてとても良いと思います。

篠田:じゃあ、DTMを始めたい人にも優しい授業なのかな?

櫛引:そうですね。とっかかりやすいと思います。

篠田:へぇ。私も受ければよかったな。

櫛引:実は僕情報大に入学する前、デジタルサウンドコースに入りたかったんです。でも入学した頃には大学が音楽を教育するのに持ちこたえられなくて、無くなっちゃってたんです。

篠田:そうだったんだぁ。確かに昔のパンフレットにはデジタルサウンドコースあったよね!いつの間に無くなってたんだ…。

櫛引:だから独学で学ぶしかないので、ここまで音楽を作るのに3回も挫折したんです。

篠田:そんな苦労してたんだね。

 

DTMの魅力ってなんですか?

3

櫛引:DTMの周辺機材は学生のお小遣い程度で買えるので、楽器がなくても気軽に作れるのは魅力だと思います。ギターや楽器は買うと高いし、スタジオの機材も100万円くらいしますし。

篠田:そうなんだ!実際の楽器と比べて作曲の質はどう?

櫛引:音源の質もかなり良いです。生音なのか打ち込み音なのかわからないくらいクオリティが上がってます。たとえば、海外の100年前のピアノの音源などが、実際に楽器を買わなくても作れるんです。

篠田:えー、日本にいながら世界の楽器の音が手に入るなんてすごいね!

櫛引:そんなんですよね。あと、今はスマホでも気軽に曲が作れるんですよ。

 

 

では最後に…

DTMを勉強している後輩におすすめの教材などがあれば教えてください。

5

櫛引:”スリープフリークス”というサイトが音楽理論や楽器などの扱い方を教えてくれるサイトで始めて音楽を勉強するのにはとても良いと思います。

スリープフリークス: http://sleepfreaks-dtm.com

自分も本はたくさん持っているんですが、やっぱり今はWEBや動画のほうが学習しやすいです。

櫛引:あと、大島先生の研究室ではDTM機材を揃えてくれました。なので、今後、ゼミに入ってくる後輩もその機材をどんどん使って曲を作って欲しいと思います。

 

櫛引くん、ありがとうございました!

篠田愛香

情報メディア学部 情報メディア学科

この人が書いた他の記事を見る
pagetop